Cookpad TechConf 2019に参加しました!

こんにちは。TABILABOエンジニアの”先生”こと安齋です。

先日(2019年2月27日)Cookpad TechConf 2019に参加してきましたので、レポートいたします。

当日の発表記事・動画は、こちらから確認できます。

イベントの様子

まずは当日撮影した写真をご覧ください!

会場の様子

会場はこんな感じ。かなり多くの方(Macユーザー多め)がいらしてました。

前の方が割と空いていたので、私は前から5列目くらいに座りました。

Cookpad pad

公演会場の外では、「COOKPAD」としか打つことができない、「Cookpad pad」なる自作キーボードが置いてありました。

抽選で6名に当たるとのことで、私も応募しましたが、残念ながらGETならずでした><

もらった人は何に使うのかな、、、

 

各サービス紹介

また、クックパッド株式会社の各サービスのプレゼンコーナーもありました。

私が特に気になったのは上の写真の「Oicy」というサービス。

Cookpadのレシピから必要な調味料を解析し、必要な分量を混ぜ合わせて出してくれるという優れものです。

後ほど公演で聞いた、レシピを解析する際の話がめちゃめちゃ面白かったです。

 

LT会の様子

全公演の後には、カンファレンスで登壇しなかったクックパッドエンジニアによる、LT会もありました。

クックパッドには、プログラミング言語Rubyのフルタイムコミッターの方が在籍されており、フルタイムという名の通り、普段の業務ではクックパッドのサービスではなく、Rubyのさらなる改善に携わっているそうです。

Rubyのフルタイムコミッターの笹田さんのインタビュー記事にもありましたが、クックパッドのサービス自体もRuby でソフトウェアを動かしているため、「Rubyの改善がより良いサービスに繋がる」というのが、ご入社のきっかけになったそうです。

LT会では、そんなRubyのフルタイムコミッターの笹田さんと遠藤さんが、今回のRuby2.6で改善されたポイントをお話されてました。詳しくは、ご本人たちも仰ってましたが、クックパッド開発者ブログの下記の記事をご覧ください!

Ruby 2.6 の改善を自慢したい」(笹田さん)

Ruby 2.6 新機能:本番環境での利用を目指したコードカバレッジ計測機能」(遠藤さん)

 

懇親会の様子

そしてLT会のあとは、懇親会でした!何と言っても懇親会の料理が、豪華すぎました!

さすが「毎日の料理を楽しみにする」を企業理念としている会社!

見ているだけでお腹いっぱいになりそうでした。(しっかり食べました)

いろんな方とお話でき、とても有意義な時間を過ごせました。

特に印象に残ったはなし

どの公演も非常に興味深いものだったのですが、3人のお話をピックアップして感想を述べたいと思います。

クックパッドが目指す、これからのデザインとプロダクトのあり方(宇野雄さん)

宇野さんは、このカンファレンスの時点で、なんとまだ入社して、17営業日しか経っていないという方でした。

印象的だったのは、ビジネス(B)・テクノロジー(T)・クリエイティブ(C)の重なりをもっと融合させ、全員でデザインを作り上げるような組織にしていきたいという想いです。

”会社にとってのデザインは出口だが、ユーザーにとっては入り口”

この言葉は響きました。

どんなに高度でイケてる技術を使ってようが、どんなに記事のコンテンツが良くても、ぱっと見たときに見にくかったら読まれない。この観点はかなり大事だなと思います。

弊社もメディアを運営しており、もちろんそのデザインにはこだわりを持っていますが、あらためて、(デザイナーだけでなく)社員全体でデザインを作り上げていくという意識を持つことは、より良いサービスを作り上げる上では欠かせないなと感じました。

宇野さんのnoteを読むと、「なぜクックパッド?」「クックパッドで何をする?」という部分がわかりますので、読んでみてください。

僕がヤフーを辞めて、今あえてクックパッドに行く理由

 


 

レシピを解析する!MRR(機械可読なレシピ)の開発(伊尾木将之さん)

上で写真で紹介した、「Oicy」というサービスで、どのようにCookpadのレシピを解析しているかをわかりやすく発表してくださいました。

「クックパッドのレシピを解析」→「必要な調味料を抽出」→「レシピ連動調味料サーバー OiCy Tasteで調味料作成」というプロセスにおいて、人が書いたレシピをどのように解析するかは、肝です。解析がうまくできないと、レシピと違う調味料が出来てしまいますもんね、、、

ただ、多くの人がレシピを投稿していて、表現の仕方にも個人差があるため、例えば「しょうゆ」と表現するだけでも、「しょうゆ」「正油」「★醤油」など、約200通りの表現の方法があるそうです。材料の種類を考えると、それを全て正規表現で対応するのはだいぶしんどいですよね。こちらに関しては、自動翻訳などで使われる、Encoder-Decoderモデルを使うことで、正答率を71.2%にまであげることが出来たとのことでした。(クックパッド開発者ブログに詳細が書かれてます)

これ以外にも、「分量」の表現や、焼く、煮るといった「調理方法(アクション)」、それ以外の栄養成分などの細かい情報など、、、、

考えるだけでも解析が大変そうですが、「課題を解決するために状況を因数分解して、それぞれどのように解決していくか」を考え続ける姿勢や、その解決した先にある夢を語る姿がかっこいいなと思いました。

一家に一台「Oicy」の時代が来るかもしれませんね!

基調講演(CTO成田一生さん)

最後の講演はCTOの成田さん。

ご自身の経験談で、奥さんがご懐妊されたときに、身体に取り入れるものが大切だと改めて気付かされ、外食ではコントロールしづらい、塩分量などの細部にも気を使って料理をするようになったとのこと。

その毎日の料理を楽しみにするというのが、クックパッドのミッションです。

初めて知ったのですが、クックパッドでは2018 年2月の取締役会において、定款の一部を変更し、新たにミッションの項目が追加されています。

(ミッション)第2条

1.当会社は、「毎日の料理を楽しみにする」ために 存在し、これをミッションとする。

2.世界中のすべての家庭において、毎日の料理が楽しみになった時、当会社は解散する。

なかなかミッションを定款に載せている企業は珍しいですし、「毎日の料理が楽 しみになった時、当会社は解散する」と言い切っているのもすごいなあと思います。

 

「貧困によって、外食ではなく料理を”せざるを得ない人たち”がいる中、その人たちが楽しんで料理するためには何ができるのか。」

など、色々考えるところがあり、実現するにはかなり壮大なミッションだとは思います。

成田さんも仰ってましたが、中食市場が発展して、調理済みのものを買って家で食べる人も増えているし、Uber Eatsを使えば料理をしないで美味しいご飯が自宅で食べられるし、時代は「料理を楽しまない方向」に進んでいます。

そんな時代に対して、これからクックパッドがどのように仕掛けていくのか、今後の展開がより楽しみになりました。

 

まとめ

このような規模のテックイベントに行ったのは初めてでしたが、洗練された知識に触れられ、とっても刺激になりました。

正直なところ、技術的な話はわからない部分も多かったですが、レベルアップしてあのような話に「あーなるほどね」とついていけるようになりたいです。

 

「毎日の料理を楽しみにする」というミッションの会社なので、料理の話が多かったですが、実は弊社も毎週2回、社員が交代で全員分のランチを作っています。

メニューもリーダーを中心に社員自ら決めるので、その時にかなりクックパッドさんのお世話になっております。(笑)

少なくともTABILABOでは料理を楽しみにしている人がかなり多く、「フードハック」というチームもあり、食の美味しさと楽しさを追求している人が多いです。

私はあまり料理をしない方でしたが、会社に入って料理をしたり、みんなで作ったものを食べるのが楽しみになりました!

料理好きの方、そうでない方もよければ一度遊びに来てください!


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。